中國の程國平外交副部長(外務次官)とロシアのカラシン外務次官はモスクワで獨立國家共同體(CIS)の問題について協議した。雙方は域內諸國の主権、獨立、領土保全および自ら選択した発展路線を尊重し、域內諸國の內部問題への外部勢力の干渉に反対すべきとの認識で一致。國際社會は歴史と現実に基づいて、関係國內部および域內諸國間の関係を扱い、関係國の人々の前途、命運、根本的利益をより考慮し、域內諸國の人々の団結、社會調和の促進に寄與する事、域內諸國関係の調和?安定促進に寄與することをすべきだとした。
また、ウクライナ情勢に深い懸念を表明し、ウクライナ國內の過激な暴力行為を強く非難。ウクライナの関係各方面に対して自國民の命運と國家の根本的利益を重視して、法的枠內で対話と協議を通じて溝の政治的解決を図り、ウクライナの國家の安定、経済発展、社會調和を実現するよう呼びかけた。
さらに「中露両國は共にウクライナの人々との伝統的な友好感情を大切にしており、ウクライナの人々との友好協力関係を積極的に発展させると共に、できる限りの支援を行いたいと考えている」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月5日