習近平中共中央総書記(國家主席、中央軍事委員會主席)は14日、空軍機関を訪れて空軍の整備と軍事闘爭準備について視察した。習総書記は黨中央と中央軍事委員會を代表して全將兵に心からの挨拶をしたうえで、「新情勢下の黨の軍事力強化目標をしっかりと押さえ、部隊の革命化、近代化、正規化を全面的に強化し、空と宇宙を統合し、攻撃と防御を兼ね備えた強大な人民空軍の構築を加速して、中國の夢、軍事力強化の夢の実現を揺るぎない力で支えなければならない」と強調した。
習総書記は消息不明となっているマレーシア航空機の捜索活動を大変気にかけ、捜索任務に參加している中國の將兵のことを大変気遣っている。習総書記は空軍航空兵某師団から捜索活動について報告を受けると「マレーシア航空機が消息不明となったのは大変不幸な出來事であり、心が痛む。現在捜索活動はブラックボックス捜索の正念場にある。組織指導を強化し、関係方面としっかりと連攜し、少しも手を緩めずに後続の捜索活動を達成しなければならない」と指摘した。
習総書記は空軍機関の指導幹部に接見し、空軍整備の発展狀況についての報告を真剣に聞いた後、重要談話を発表。「空軍は戦略的軍隊であり、國家の安全保障と軍事戦略の全局において決定的影響を及ぼす地位にあり、役割を備える。近年、空軍は黨中央と中央軍事委員會の決定と指示を貫徹し、部隊の全面整備と軍事闘爭準備を著実に推進し、顕著な成果を上げ、進歩を遂げ、國家の主権、安全、発展上の利益の維持に重要な貢獻を果たした」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年4月15日