ASEANの一連の會議がマレーシアで開催されており、4日にはASEAN10カ國の外相會議が開かれる。一連の會議には、ASEANと中日韓(10プラス3)の外相會議、ASEANサミット(10プラス8)外相會議、ASEAN地域フォーラムなどが含まれる。今年の會議には見所が多く、次の點に注目すべきだ。
【ASEANの行方】
ASEANの前身は、1961年7月31日にバンコクで誕生した東南アジア連盟だ。今日までの発展により、ASEANにはインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアが加盟している。
ASEAN自身の発展の問題をめぐり、一連の會議ではASEAN諸國とASEAN対話パートーナー間の協力メカニズムについて重點的に議論される。年末までに「ASEAN共同體」を構築し、2015年後の発展の見通しを制定する。
ASEANは年末、政治?安全保障、経済、社會?文化の3つの共同體を構築する。関連データによると、ASEAN共同體の建設の計畫は、すでに93%が完了している。
アナリストは、「ASEANの加盟國は共通の願いと未來を模索することを願っている。これはASEAN共同體の建設が手にした大きな成果だ。しかし政治制度、経済水準、社會の発展、宗教や文化などに大きな差を殘しており、ASEAN共同體の建設は多くの課題に直面している」と指摘した。