中國兵器工業集団公司が18日にネット上で発表した情報によると、同社はアリババ?グループと20億元を共同出資し、「千尋位置網絡有限公司」を設立した。各自50%の株式を保有。米NYタイムズが伝えた。
アリババの今回のパートナーは「異常」だ。この中國最大のIT企業は今回の業務提攜により、政府の北斗衛星測位システムを支援しようとしている。新會社は衛星測位を主業務とし、各種端末およびアプリに高精度測位サービスを提供する。今回の業務提攜は、アリババの中國の工業政策への支持を示した。
中國兵器工業集団公司は中國最大の武器輸出會社の一つだ。同社は21世紀初頭、イランの弾道ミサイルプロジェクトに関與する企業に軍民両用の技術を供與したことで、ブッシュ政権の制裁を受けた。この制裁はすでに解除されている。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2015年8月20日