第12期全國人民代表大會第4回會議が3月16日午前に閉幕した。李克強総理は人民大會堂3階の金色ホールで、第12期全國人民代表大會第4回會議を取材した國內(nèi)外の記者の前に姿を現(xiàn)し、記者からの質(zhì)問に答えた。

EFE通信社の記者：米國のアジア太平洋回帰戦略は、すでに中國の問題になっているか？アジア太平洋地域には、他に不安定要素はあるか？

李総理：中國は常に安定的な周辺環(huán)境、友好的な隣國との関係を主張している。地域の安定維持、隣國との友好の実現(xiàn)で重要になるのは、地域諸國の共同の努力だ。隣國間で紛爭が発生するのは避けがたいが、誠意で向き合い、外交と平和的な手段による解決を貫けば、地域の安定を完全に維持することが可能だ。米國のような地域外の國は、アジア太平洋から離れたことがない。我々はアジア太平洋地域で協(xié)力し、食い違いをコントロールすることができる。

中國は現(xiàn)代化建設を推進中で、発展が最重要課題だ。我々は安定的な周辺環(huán)境と平和的な國際環(huán)境を必要としている。中國の発展と成長は、世界平和を力強く維持し、周辺諸國にも利益をもたらす。中國は確固不動の姿勢で平和的発展の道を歩み、國家の主権?領土の保全を斷固として守る。この両者は矛盾しない。我々は、地域內(nèi)の國も地域外の國も、地域の安定を損ねることではなく、地域の安定に資することを多くするよう望んでいる。さもなければ、誰にとっても不利なことになる。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2016年3月16日