G20加盟國とゲスト國の首脳、関連する國際組織の責任者が4?5日に杭州市に集まり、世界経済が直面している課題をめぐり解決策を議論し、國際協力の方向を指し示した。日本メディアはG20杭州サミットに注目し、この機會を借りて中日雙方の協力と交流を強化しようとしている。
読売新聞は「G20、経済政策足並み焦點」と題した記事の中で、「世界経済を刺激するため、各國がG20杭州サミットで財政?金融などの経済政策を総動員できるかが注目される」と伝えた。
5日付毎日新聞は「第11回G20サミットが4日、杭州市で正式に開幕した。中國はサミットのホスト國として、世界2位の経済體の実力を示した。中國の習近平國家主席は開幕の言葉で、杭州を新たなスタートラインとし、世界経済の船をけん引し、銭塘江のほとりで再び帆を張り出港し、より広大な大洋に向かうと述べた」と報じた。
5日付日本経済新聞は「中國はG20杭州サミットで、発展途上國のリーダーとしての姿勢を示し、新たな外交の場を構築し、世界経済の発展を促す。また中國は気候変動対応で新たな動きを見せており、大國の政治的責任を示している」と伝えた。
報道によると、國連の潘基文事務総長は杭州で4日「G20杭州サミットは持続可能な開発のためのアジェンダ及び気候変動問題の歴史的な進展を促した。中國は世界に優れたリーダーシップを示した」と表明した。
日本経済新聞は「G20サミットは紛れもなく中國の外交の勝利だ。サミット開催により中國の國際的な影響力が高まり、中國は國際舞臺でより大きな発言権を手にするようになるだろう」と論じた。
5日付朝日新聞によると、日本の菅義偉內閣官房長官は5日の記者會見で、今回のG20サミットについて言及した際に「中日両國間にはさまざまな課題があるが、そのため両國首脳が率直に深く意見交換し、関係をさらに改善していく必要がある」と発言した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2016年9月6日