「一帯一路」は人類運命共同體の構築という追求に合致する。世界各國は一層複雑なグローバルな試練に直面しており、利益融合の運命共同體を形成して初めてこれに対処できる。現在、覇権主義、強権政治、新干渉主義が臺頭傾向にあり、一部の國は同盟関係を盲信し、小グループの利益を公益より優先している。これらは世界?地域情勢に影響する不確定要因、不安定化要因の解消を困難にしている。このため中國は各國に対して、自國の利益を追求すると同時に他國の理に適った懸念にも配慮し、自國の発展を図る過程で各國の共同発展を促進し、自らの安全を維持すると同時に共通の安全にも配慮するよう呼びかける。
「一帯一路」は必ず平和に寄與する。習主席は演説で、平和の道の建設を「一帯一路」の広大な展望の筆頭に挙げた。中國は協力?ウィンウィンを核心とする新型の國際関係を構築し、対立ではなく対話、同盟ではなく道連れのパートナーシップを構築する。中國は各國が互いの主権、尊厳、領土の一體性を尊重し、互いの発展路線と社會制度を尊重し、互いの核心的利益と重大な懸念を尊重する必要性を強調する。共通、総合、協調、持続可能な安全保障観を確立し、共に建設し、共に享受する安全保障構造を築く。
「一帯一路」は世界の発展に対する中國の貢獻であり、世界平和を維持する重要な公共財でもある。このイニシアティブを打ち出し、実行することは、世界の平和?安定にとって幸いなことだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月19日