「この新時代は中國が世界の舞臺の中央に近づき、人類により大きな貢獻をする時代」。習近平総書記は中國共産黨第19回全國代表大會(第19回黨大會)の報告で中國の新時代突入についてこのように述べ、世界から注目を集めた。
18日、人民大會堂で取材を行った『環球時報』の記者は第19回黨大會の熱気を感じた。第19回黨大會を取材する日本のアジア通信社の徐靜波社長は18日、SNSに「これは人の心を奮い立たせる言葉で、中華民族は新たな姿で世界の東方に立っている。中國は立ち上がり、豊かになり、強くなる時代に入った」と書き込んだ。黨大會を取材するのは今回で5回目という徐靜波氏は『環球時報』の取材に対し、「過去の中國の経済、社會、外交には驚かされる変化があり、中國は世界の縁から世界の舞臺の中心に移っていると言える。特に過去5年間、中國の國際的地位と経済的地位は大きく変化し、大國として世界の舞臺の中心にしっかりと立った」と語った。
中國內外が5年に一度のこの盛會に注目している。米『JW-Stone』ウェブ版は18日、習近平総書記の報告は公式メディアを通じて國內外で中継され、全國が中國共産黨の5年間の総括、経済成長、黨の指導、汚職撲滅、外交政策の成果に耳を傾けたと伝えた。