習近平総書記は18日の第19回黨大會報告で「中國の特色ある社會主義の道は社會主義現代化を実現し、人々の素晴らしい生活を創造するうえで必ず通らなければならない道だ」と指摘した。人民日報海外版が伝えた。
中國の特色ある社會主義が新時代に入ったことは、中國の特色ある社會主義の道、理論、制度、文化のたゆまぬ発展を意味し、発展途上國が現代化へと向かう道を開拓し、発展の加速とともに自らの獨立性の維持を望む國と民族に全く新たな選択肢を提供し、人類の問題の解決に中國の知恵と案を貢獻するものだ。
■全世界に恩恵を及ぼす中國の成果
改革開放と社會主義現代化建設の得た歴史的成果は、中國國內の発展を力強く推し進めただけでなく、同時に世界に恩恵を及ぼした。
過去5年間、世界経済が全體的に回復力を欠き、所得格差が拡大し、反グローバル化思想が蔓延する中、中國経済は安定の中での好転によって世界経済に多大な貢獻をした。國際通貨基金(IMF)と世界銀行の推計では、2013~16年の世界経済に対する中國の寄與率は平均31.6%で、米國、ユーロ圏、日本の寄與率の合計を超えた。2017年の中國の寄與率は34.6%に達すると予測される。これと同時に、開かれた中國は世界経済に活力をもたらし続けている。今年第1~3四半期、中國の貿易総額は前年同期比16.6%増加(輸出は12.4%増、輸入は22.3%増)した。世界貿易機関(WTO)の統計では中國は製品輸入額で世界全體の10.9%を占める。