中國の習近平國家主席は11日、ベトナム?ダナンで韓國の文在寅大統領と會談した。中韓雙方が関連情報を発表した。しかし韓國?聯合ニュースは中國側のプレスリリースよりも一歩踏み込み、「青瓦臺(韓國大統領府)は11日、文大統領が12月に訪中し、未來志向の両國関係発展などの問題について広く議論する」と報じた。さらに聯合ニュースは12日、韓國の盧英敏駐中國大使の獨占インタビューを掲載した。「韓中関係はトンネルを抜けようとしている」
韓國?ニューシスは12日、「今回の中韓首脳會談は、両國が先月31日に関係改善の協議の結果を共同発表してから初の首脳會談だったため、特に注目を集めた」と報じた。韓國日報は「未來の中韓関係は急速に回復する可能性がある。北京在住の韓國各界関係者の多くが、中韓関係はすでに暗く長いトンネルを抜けたと判斷している。中國がTHAAD韓國配備の報復措置を間もなく解除するという、楽観的な見方が急速に広まっている」と伝えた。聯合ニュースは12日、盧大使の獨占インタビューを掲載し、「THAAD韓國配備で対立していた中韓関係が正常な軌道に戻ろうとしており、両國間の各種交流?協力が急速に正?;工搿工葓螭袱?。盧大使は「駐中國韓國大使館は両國の経済?文化?観光など各分野の関係改善に力を盡くしている。成都市のロッテワールドの建設が先月31日に認められると、韓國大使館は今月6日に遼寧省政府に大使名義の書簡を送り、瀋陽ロッテワールドの建設再開の協力を要請した」と述べた。
韓國紙?中央日報は12日「中國側のプレスリリースでは、中國側は韓國外相の今月の訪中を歓迎するとだけあり、文大統領の來月訪中は言及されていない。これは中國が中韓関係の回復を調整するシグナルという見方もある。中國の韓國への態度は現在非常に微妙になっている。関係改善を願いながら、韓國側は約束を守り行動に移すべきと強調している。盧大使も、中韓関係には改善の兆しが見えるが、依然として氷の上を歩いていると述べた」と報じた。
ハンギョレ新聞は12日「韓國政府の関係者は、THAAD問題はすでに封印されたと重ねて強調している。ところが多くの専門家は、次に開かれる中韓首脳會談において、THAAD問題が再び取り上げられる可能性があると分析した」と伝えた。韓國アジア大學中國政策研究所の金興圭所長は「中國の最近の態度を見ると、韓國がTHAAD問題で実際の行動に出ることを願っているが、これは封印などではない。中國は韓國側が3つの約束(米國のミサイル防衛システムに加わらないという韓國の現在の立場に変化はない、韓米日安全協力が3カ國の軍事同盟に発展することはない、韓國政府はTHAADの追加配備を検討しない)を守れるか注視している」と指摘した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月13日