中國共産黨中央政治局は22日午後、金融サービスの整備と金融リスクの防止について第13回集団學習を行った。習近平総書記は「國際?國內金融情勢に対する認識を深め、金融の本質を正しく把握し、金融の供給側構造改革を深化し、安定成長とリスク防止との関係のバランスをうまく取り、重點分野のリスクに狙いを定めて効果的に対処し、金融の改革開放を深化し、実體経済に寄與する金融サービスの能力を強化し、金融リスクを含む重大なリスクを防止?解消する難関攻略戦を斷固として戦い抜き、中國の金融業の健全な発展を後押しする必要がある」と強調した。新華社が伝えた。
習総書記は「金融は國家の重要なコア?コンピタンスであり、金融の安全性は國家安全保障の重要部分をなし、金融制度は経済?社會発展における重要な基礎となる制度だ。改革開放以來、中國の金融業の発展は歴史的成果を得た。特に第18回黨大會以來、われわれは金融の改革発展、金融リスク対策を段階的に推進し、金融業は急速な発展を続け、金融の改革開放を段階的に推進し、金融商品は日増しに豊富になり、金融サービスは包摂性が高まり、金融規制?監督は強化?改善された。他方、中國の金融業の市場構造、経営理念、革新能力、サービス水準は質の高い経済発展という要請にまだ適応しておらず、依然として際立った矛盾や問題を多く抱える。われわれは金融サービスの整備、金融リスクの防止という重點をしっかりと押さえ、金融業の質の高い発展を後押しする必要がある」と指摘。
また、「金融は実體経済に寄與し、経済?社會発展と人民大衆のニーズを満たさなければならない。金融が活性化すれば、経済も活性化する。金融が安定すれば、経済も安定する。経済が振興すれば、金融も振興する。経済が強くなれば、金融も強くなる。経済を身體に例えるならば、金融はその血管であり、両者は共生共栄の関係にある。われわれは金融の本質と法則に対する認識を深め、中國の実情に立腳して、中國の特色ある金融発展の道を歩む必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年2月25日