第13期全國人民代表大會(全人代)第2回會議は8日午後、北京市の人民大會堂で第2回全體會議を開催した。栗戦書全國人民代表大會常務委員會委員長は同會議で全國人民代表大會常務委員會の活動報告を行った。また會議では「外商投資法(案)」に関する説明を聴取した。
王晨全國人民代表大會常務委員會副委員長が同法案の説明を行った。王副委員長は、「外商投資法の制定は、黨中央の対外開放の拡大、外商投資の促進についての決定計畫を徹底実施するための重要な措置であり、中國の外商投資についての法律制度が時代と共に進み、改善?発展するための客観的な要求であり、社會主義市場経済の健全な発展を促進し、経済の高い品質の発展を実現するための客観的な要求だ」と述べた。
王副委員長は同法案の起草過程と全體的要求について説明した。王副委員長は、「外商投資をめぐる立法作業では以下の重要な原則を遵守し體現することが重視された。1つ目は積極的な対外開放の拡大と外商投資の促進という主要な基調を突出させること。2つ目は外商投資をめぐる基礎的法律の位置づけを堅持すること。3つ目は中國の特色と國際的ルールとの結びつきを堅持すること。4つ目は內外資本の一致を堅持することだ」と述べた。
また王副委員長は、「法案は6章に分かれ、総則、投資の促進、投資の保護、投資の管理、法的責任、付則の6章で、條項は全部で41條あり、新たな外商投資の法律制度についての基本的で明確な規定を打ち出した。1つ目は外商投資の境界線に関するもの。2つ目は外商投資の促進に関するもの。3つ目は外商投資の保護に関するもの。4つ目は外商投資の管理に関するものだ」とした上で、法案の関連規定について具體的な説明を行った。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年3月9日