中國外交部の耿爽報道官は10日、「新型コロナウイルス肺炎は人類が直面している共同の挑戦であり、國際社會は手を攜え対応する必要がある。中國側の力強い感染対策は自國民への責任を盡くし、全世界への責任も盡くしている」と述べた。

　耿氏は同日行われたオンライン定例記者會見にて、次のように話した。

　この硝煙のない感染癥との戦いにおいて、我々は中國の速度により世界の防疫の貴重な時間を稼いだ。中國の力により感染拡大を抑制する防御ラインを引き、中國の実踐により世界の防疫に新たな基準を打ち立てた。

　世界保健機関（WHO）のテドロス事務局長は、中國の力強い対策と中國人の多大な犠牲により、感染癥の他國への蔓延を効果的に阻止することができたと述べた。國連のグテーレス事務総長も、中國は新型コロナウイルス肺炎の抑制とその蔓延の回避で多大かつ非凡な取り組みを行っている。國際社會は力強い協力と団結を維持しなければならないと述べた。

　中國側の各種作業は現在、秩序正しく推進されている。徐々に積極的な成果を手にしており、完治者の人數が死者數を大きく上回っている。感染の疑いのある患者の伸び率が低下している。挙國一致という制度のメリット、全國民の揺るぎなき決意、SARS対策の実踐の経験、國際社會の理解と支持があり、中國側はこの感染狙撃戦に勝利する自信と能力を完全に持っている。國際社會と共に地域及び世界の公衆衛生安全を守る。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2020年2月11日