新型コロナウイルス肺炎が中國以外で急速に蔓延していることから、世界保健機関(WHO)は11日にパンデミック宣言を出した。中國が「主戦場」だった時期、中國は西側の一部のメディア及び政治家から持続的に攻撃を受けた。歐米で感染狀況に急転直下が生じた現在も、彼らは中國に罪をなすりつけようとしている。環球時報の記者はこのほど、ケンブリッジ大學政治?國際関係學部上席研究員、「中國通」のマーティン?ジャック氏の獨占インタビューを行い、西側の人物としてこの現象をどう捉えるかを伺った。
環球時報:ポンペオ米國務長官ら一部の政治家は感染狀況を政治化し、中國の政治制度及び共産黨を攻撃しているが、これについてはどう論評するか。
マーティン?ジャック氏:恥ずべきことで、淺ましい。中國で生じた深刻な醫療?健康の危機に対してまったく同情心を持たない、これは西側の政治家及びメディアのありふれた反応だ。彼らは感染狀況を中國攻撃の武器にしている。彼らはこうすると同時に、中國人を対象とする人種差別を表と裏で奨勵している。これには中國にいる中國人だけではなく、海外の華人が含まれる。そのため中國にとっては苦しい時期となった。英國メディアにも類似する記事が多く、今回の感染狀況を中國政府を批判する手段にするばかりだ。
このような観點は現在、ますます苦境に陥っているが、これには次の2つの理由がある。まず、中國は日増しに有効性を増す印象的な手段により感染癥に対応している。WHOは中國の貢獻を大絶賛した。実際に中國は情勢をコントロールしたように見える。次に、西側は現在深刻な狀況となっている。彼らがいかに管理するかを見守ることになるが、現狀を見る限り私はあまり楽観していない。彼らの中國への批判はすでに鳴りを潛め始めており、さらには中國に學ぶべきと認めている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2020年3月16日