米國が舊ソ連構成國に生物実験室を設立し、米國本土では禁止されている研究を行っていることについて、外交部の耿爽報道官は29日「米國側が責任ある態度により、國際社會の懸念と現地人の命と健康の安全を直視し、確かな措置を講じ國際社會の疑惑を払拭することを願う」と述べた。

　同日の定例記者會見で、記者からは「先ほどロシア外務省の報道官が、米國が舊ソ連構成國で生物実験室を設立したことに懸念を示した。域外メディアは最近、関連実験室は実際には完全に米國側の支配下に置かれており、米國防総省の関連部門が指示を出していると報じた。特定グループの危険な疾病を研究し、さらに米國本土で禁止されている多くの研究を行うという。中國側はこれについてどう論評するか」という質問があった。耿氏は次のように回答した。

　中國側はロシア外務省の報道官の発言、関連する報道に留意している。米國は舊ソ連構成國に多くの生物実験室を設立したが、その機能?用途?安全係數などについて口を閉ざし、現地人及び周辺諸國から深く懸念されている。情報によると、現地人は関連する実験室の閉鎖を強く求めている。米國側が責任ある態度により、國際社會の懸念と現地人の命と健康の安全を直視し、確かな措置を講じ國際社會の疑惑を払拭することを願う。

　「中國網日本語版（チャイナネット）」2020年4月30日