ロイター:中國の普恵資金が企業の操業再開を支援、銀行の長期収益を促進
ロイター通信はデロイトトーマツの報告書を引用し、次のように伝えた。
中國大陸部の金融システムのリスク対応力が大幅に強化されている。今年の業績が衝撃を受けることは不可避だが、リスクはコントロール可能だ。
デロイトトーマツは今月7日、「練磨し前進、新章を切り拓く:中國銀行業発展の回顧と見通し2019?20」報告書を発表した。この報告書は域內大型商業銀行6行の2019年の財務業績を分析し、その事業発展狀況、経営モデル、監督管理環境の変化を整理した。また世界の大型銀行と比較し、中國銀行業の未來の発展すう勢を見通した。
報告書は、中國國內の新型コロナ感染対策狀況のさらなる好転に伴い、企業の信用貸付の需要の伸び率が上がっているとし、銀行信用貸付の増加が加速すると予想した。中央銀行の低コスト普恵資金は企業の操業再開を支援する。企業資産の質安定は、銀行の長期収益を促す。
デロイトトーマツ中國法人の曾浩氏は「経済的周期と感染癥の相乗効果により、世界のサプライチェーンが影響を受けている。これにより産業構造の調整、金融システムの今後の信用貸付計畫への影響が生じている。しかし大陸部の金融システムのリスク対応力は大幅に強化されている。今年の業績が衝撃を受けることは不可避だが、リスクはコントロール可能だ」と指摘した。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2020年4月14日