米國(guó)のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)は18日にSNSで、世界保健機(jī)関(WHO)のテドロス事務(wù)局長(zhǎng)に宛てた書(shū)簡(jiǎn)を公開(kāi)した。トランプ氏は書(shū)簡(jiǎn)の中でWHOに対して、30日內(nèi)に重大かつ実質(zhì)的な改革がなければ資金拠出を恒久的にやめ、かつ脫退を検討するとした。人民日?qǐng)?bào)アプリが伝えた。
トランプ氏がWHOへの拠出停止で脅迫するのはこれが初めてではなく、今回満足できなければさらに脅迫を続けることになるだろう。ただし米國(guó)が本當(dāng)にWHOから脫退しても驚くことはない。トランプ氏の就任後、國(guó)際機(jī)関からの脫退が続いているからだ。
どれほど強(qiáng)い嵐が発生しても、海は依然としてそこにある。それと同様、米國(guó)が脫退しようがしまいがWHOはそこにある。公道と人心はそこにある。
18日に開(kāi)かれた第73回世界保健総會(huì)において、中國(guó)、スイス、フランス、ドイツなどの各國(guó)首脳がハイレベル會(huì)議で演説した。WHOを支持し、國(guó)際社會(huì)の感染対策の協(xié)調(diào)と協(xié)力を支持した。これはWHOが國(guó)際的な感染対策協(xié)力を推進(jìn)し、専門(mén)的な知識(shí)と動(dòng)員能力により各國(guó)の人命を救助したからだ。世界の人々がその一つひとつの努力を目にした。米國(guó)がどれほど強(qiáng)くても全世界を代表できない。
しかし少しでも理知と良知のある首脳であれば、この時(shí)期にWHOに拠出停止で脅迫するのではなく、WHOとの協(xié)力を拡大すべきであることをよく理解できるはずだ。特に米國(guó)では現(xiàn)在まで、新型コロナの感染者が150萬(wàn)人を、死者が9萬(wàn)人を超えている。この時(shí)期に協(xié)力し感染対策を行い命を救うこと以上に重要なことはあるだろうか。米國(guó)の一部の政治家が政治の私利を貪ろうとしていることは誰(shuí)の目にも明らかだ。
中國(guó)外交部の報(bào)道官が19日、「速やかかつ満額の拠出は、WHOの加盟國(guó)である米國(guó)が果たすべき義務(wù)であり、価格交渉はできない。米國(guó)の國(guó)際機(jī)関に対する勝手な拠出停止?削減は一國(guó)主義の行動(dòng)であり、自身の國(guó)際的な義務(wù)に背く」と指摘したが、まさにその通りだ。自國(guó)民の命と健康に真の責(zé)任を果たすならば、ためらうことなくWHOを支持し、政治的な支持と拠出を拡大し、世界の資源を動(dòng)員し感染癥狙撃戦に勝利するべきだ。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」2020年5月20日