米オンライン紙『クリスチャン?サイエンス?モニター』は18日、「米國と中國の敵は國ではなく新型コロナ」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。
米國と中國のさまざまな組織及び個人が、中米感染対策協力の空白を補っている。彼らは頻繁に裏側、もしくは非公式で重要な協力を展開している。これには科學の交流、防護用品の寄贈、資金、実質的なサポートが含まれる。
武漢にいる中國トップの醫師が新型コロナ感染対策の最良の措置を詳細に紹介し、米國の約300人の保健専門家(米疾病予防管理センターの12人の専門家を含む)がテレビ會議で彼らの意見に真剣に耳を傾けた。
ある中國系慈善家は「新型コロナは政治的な対立、國境、価値観を區別しない。新型コロナの出現により、我々は現在、本當に重視すべき敵を見つけた」と述べた。
企業、小型店、地方政府、非営利組織など、中米の多くの民間団體?組織が協力に取り組み、溝を埋めている。彼らは中米間のより広範な経済斷絶にも対抗している。
両國の多くの人は、斷絶はその願いと逆効果になると判斷している。彼らは、このような政策は米國內の溝を深めると予想している。米戦略國際問題研究所の中國経済問題上席顧問のスコット?ケネディ氏は「これにより米政府と各州の斷絶が生じる。これらの州が中國との斷絶を考えていないからだ」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2020年5月22日