豪州のマリーズ?ペイン外相は21日にeメールで聲明文を発表し、豪政府はビクトリア州と中國の國家発展改革委員會が署名した「一帯一路」協(xié)力覚書及び?xùn)樈Mみ協(xié)定を破棄するとした。この情報は直ちに広く注目を集めた。

　ビクトリア州のダニエル? アンドリュース州首相を始めとする地方の當(dāng)局者は、一帯一路が豪州に大きなチャンスと収益をもたらすと考え、これを稱賛している。その一方でモリソン首相やペイン外相などの豪政府高官は度々、一帯一路を罪に陥れ中傷し、最終的に「豪州の外交政策に合わない」という曖昧でまったく根拠のない罪名により雙方の協(xié)定を破棄した。

　中國人民大學(xué)國際事務(wù)研究所の王義桅所長は「豪政府は自身を米國の戦車にしっかり縛り付け、喜んで反中急先鋒に甘んじているが、このやり方は非常に愚かだ」と述べ、次のように指摘した。

　豪州側(cè)は、関連協(xié)定は豪地方政府が自ら望んで中國側(cè)と署名したもので、豪政府による?yún)f(xié)定破棄が政治の経済へ干渉の典型的な例であり、市場経済の原則と経済発展の法則に悖り、國內(nèi)ビジネス界からの強(qiáng)い反発と反対を招くことをはっきり認(rèn)識すべきだ。この契約の精神がまったくない行為は、豪州自身のイメージと信頼を大きく損ねる。

　華東師範(fàn)大學(xué)豪州研究センターの陳弘主任は「ペイン氏はNZ訪問中に急きょ協(xié)定破棄を宣言したが、この時期も意味深だ。豪政府は自國の行為を通じ周辺諸國に立場の表明を迫ろうとした。中國への敵意をむき出しにし、高圧的でさえある。豪州側(cè)は米國が世界で反中陣営を作り、共に中國に圧力をかけようとしているが、中國側(cè)はすでに劣勢と判斷し、早めに立場を表明し前に立とうとしたようだ」と述べ、次のように続けた。

　豪州が獨(dú)斷専行し反中の道を歩んでも、損ねるのは自身の國益だ。中國の対豪投資が現(xiàn)在急減しており、豪貿(mào)易省の當(dāng)局者は豪州のほぼすべての業(yè)界の対中貿(mào)易額が40％も激減すると予想している。豪政府のこの措置は自國の民生を顧みない、目先のことしか考えない政治的な日和見主義だ。

　 「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2021年4月26日