日本が防衛(wèi)白書に臺灣地區(qū)関連の記述を盛り込んだことなどについて、國防部（國防省）の譚克非報道官が27日午後の定例記者會見で質(zhì)問に答えた。

【記者】報道によると、日本の2021年度版「防衛(wèi)白書」素案は、「臺灣情勢の安定は日本の安全保障や國際社會の安定にとって重要」と初めて明記したうえ、中國の軍事的動向が懸念を引き起こしているとした。また、釣魚島（日本名?尖閣諸島）周辺での中國海警局船舶の活動を「國際法違反」と非難した。國防部として、これについてコメントは。

【譚報道官】ここしばらくの間、日本側(cè)は國際関係の基本準(zhǔn)則を顧みず、中國の內(nèi)政に粗暴に干渉し、いわゆる「中國の軍事的脅威」を故意に誇張し、中國の正當(dāng)で合法的な海洋活動にいわれなき非難を加えている。中國側(cè)はこれに斷固たる反対を表明する。すでに日本側(cè)に厳正な申し入れを行った。

臺灣問題は中國の內(nèi)政であり、いかなる外國の干渉も許さない。我々は日本側(cè)に対して、歴史を鑑として未來に向かい、中國の國家主権及び領(lǐng)土的一體性に関わる問題において言動を慎み、中國と共に両國関係が正しい軌道に沿って前向きに発展する後押しをするよう促す。

釣魚島及びその附屬島嶼は中國固有の領(lǐng)土であり、これにはしっかりとした歴史的根拠と法理上の根拠がある。釣魚島は1895年に帝國主義日本によって甲午戦爭（日清戦爭）を利用して不法に竊取された。1945年の第2次大戦終結(jié)後、「カイロ宣言」と「ポツダム宣言」など國際的法律文書に基づき、釣魚島の主権は中國に復(fù)帰した。中國公船による釣魚島海域での巡航?法執(zhí)行は、法に基づく國家主権の行使だ。

中國はこれまでと同様に、國家の主権及び領(lǐng)土的一體性を斷固として守り、世界反ファシズム戦爭の勝利の成果及び國際法に基づく國際秩序を斷固として守っていく。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月28日