新中國成立後、中國共産黨創立を祝うことは黨と全國の政治的な行事であり、祝賀の形もますます標準化されていった。10年ごとに盛大な祝賀大會の開催慣例が明確化された。実際には、他の通常の年は中國共産黨の機関紙で社説を発表したり、座談會を開催したり、文蕓公演を開催したりして祝賀した。

　改革開放後、中國共産黨は祝賀大會の精神的意味をさらに重んじるようになった。明らかな現れの一つは、中國共産黨創立の祝賀と優秀共産黨員の表彰を組み合わせ、全黨?全社會が先進的個人と先進的集団を讃え、優れた共産黨員を手本にして自分の奮闘心を出せるように促がしたことである。「全國優秀県委書記」、「全國優秀共産黨員」、「全國先進基層黨組織」などの表彰活動から、今年の中國共産黨創立100周年の「七一勲章」授與式まで、祝賀活動の精神的な意味はさらに昇華していった。

　新時代に入り、時代の変遷と自身のニーズにより、中國共産黨創立祝賀活動はますます成熟化、標準化、定型化した。通常の年の7月1日の場合、黨中央は中央政治局の集団學習、中國共産黨の機関紙の社説発表、黨內統計の発表などの形式で祝う。5年ごと、10年ごとの年には祝賀規模が盛大になり、形式もより多種多様で、祝賀大會の開催のほか、また各種のテーマ展覧會、文蕓公演、記念大會と座談會なども行われる。

　うち、中國共産黨は祝賀大會を開き、黨の主要指導者が出席し演説するというのが現在の中國共産黨創立祝賀の最高の形である。2016年7月1日、中國共産黨創立95周年祝賀大會が盛大に開催された。習近平中共中央総書記（國家主席、中央軍事委員會主席）が出席し、重要演説を行った。

　今年は中國共産黨創立100周年にあたり、中國共産黨は祝賀大會を盛大に開催したほか、革新的に全黨で黨史學習教育を展開している。中國共産黨100年祝賀大會は盛大な行事だけでなく、より深く自主學習し確固たる初心を顧みる機會にもなっている。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2021年7月1日