中國政府は30日、北京で中華人民共和國成立72周年を祝う國慶節レセプションを盛大に催しました。習近平國家主席など黨や國の指導者らが500人近くの國內外の人士と共に共和國の誕生日を祝いました。
李克強総理はあいさつの中で、「今年は中國共産黨成立100周年を盛大に祝う。中國共産黨の指導の下、新中國72年の発展は世界から注目されている。特に予定通りに全面的な小康社會建設の完成という最初の百年の奮闘目標を実現させ、社會主義現代化國家の全面的な建設の新たな道を切り開いた」と指摘しました。
李総理はまた、「改革開放は中國の基本的な國策で、今後、中國の発展を推進する原動力でもある。改革を全面的に深化させ、重要な分野や肝心な段階にある改革において、より大きな進展を遂げなければならない。ハイレベルで制度型の対外開放を推進し、互恵とウィン?ウィンの分野を拡大していくべきだ」と強調しました。
李総理はさらに、中國政府が引き続き「一國二制度」「香港人による香港管理」「マカオ人によるマカオ管理」や高度な自治の方針を全面的かつ正確に貫徹していく方針を示しました。また、「一つの中國」原則と「九二共識」を堅持し、両岸関係の平和的な発展や祖國の統一を推進し、いかなる「臺灣獨立」分裂行為や外部勢力からの干渉も斷固として反対し、阻止していく考えを強調しました。そのうえで、平和と発展の道を揺らぐことなく歩み、新型の國際関係の構築を推し進め、グローバルガバナンスを促進し、人類運命共同體の構築を推進していくという中國の立場を表明しました。(藍、CK)
「中國國際放送局日本語版」より 2021年10月1日