英國の學(xué)者および作家であるケンブリッジ大學(xué)のマーティン?ジャックス博士はこのほど、中國新聞社（中新社）のインタビューに対し、「中國の発展が収めた成功を理解するには、中國の文明の特性を理解しなければならない。中國は民族的な國(nation state)であり、文明型の國(civilization state)でもある」と述べました。

　また、「中國の文化は未來に目を向けることに長けている。中國共産黨はこの中國文化的な思考の特徴を受け継いでいる。それが、中國共産黨がいつも自らと國を?qū)Гい频兔云冥驋iけ出すことができる理由である。そして、中國に人権などに関する西洋の価値観を強(qiáng)制しようとする西側(cè)の人々の意識では、中國のことを真に理解することはほぼ不可能なのだ」と指摘しました。

　さらに、「政黨が自らを革新していくことは、非常に重要だ。西側(cè)は常に中國共産黨を批判している。しかし現(xiàn)実を見れば、過去40年余りの間、中國の指導(dǎo)層が収めた成績は同時期の米國の指導(dǎo)層よりはるかに良かったことがわかる」と述べたうえで、「西側(cè)はほぼ本能的に反中國の態(tài)度をとって行動している。しかし、西側(cè)も中國と同様に貧富の格差の問題に直面している。問題解決を求める聲は非常に大きいが、米國は大きな不平等を解消するために何もしていない。歐州においても、程度は異なるがこの問題が存在している」と強(qiáng)調(diào)しました。

　「中國國際放送局日本語版」2021年10月10日