中國の秦剛駐米大使は現地時間18日、ブルッキングス研究所理事會とのオンライン交流會で講演し、「中國は世界で発生したさまざまな問題の起因ではなく、その解決策だ」と述べました。
秦大使は講演の中で、「中米関係はこれまでにない困難な時期を迎えている。現行の國際システムの中において、中國とアメリカはオペレーションシステムが異なる犬猿の仲だと考える人もいる」と指摘した上で、「先見性と決斷力、行動力を示し、中米両國と世界のために明るい道を示さなければならない。初心を忘れず、責任を胸に刻み、原則を堅持し、協(xié)力に焦點を當てるべきだ」と訴えました。
また、臺灣問題について秦大使は「一つの中國の原則は、中米関係の政治的基礎であるだけでなく、公に認められた國際関係準則であり、國際社會の普遍的な共通認識であり、現行の國際システムと秩序の重要な構成部分でもある。國連総會第2758號決議を歪曲し、一つの中國の原則に対する挑発的な企みは、臺灣問題の現狀を変え、國際ルールと國際秩序を破壊することを目的としている。それらは徒労に終わる」と強調しました。
「中國國際放送局日本語版」2021年11月21日