中國初の青年に関する白書「新時代の中國青年」が21日に公表されました。同日に行われた記者會見で関係者は「ここ數年、『寢そべり族』や『仏系青年（仏男子「ぶっだんし」）』などの言葉をよく目にするが、調査によれば今の若者の中で真の『寢そべり族』はごく少數で、たゆまず奮闘する人が大多數だ」と説明しました。

北斗衛星チームの中心メンバーの平均年齢は36歳

　新型コロナウイルス感染癥が発生して以來、32萬余りの青年チームと550萬人余りの青年が感染癥予防抑制の第一線で活躍しています。湖北省に赴いた醫療支援チームの2萬8600人の看護師のうち、1980年代と1990年代に生まれた人が90%を占めました。また、國際的な競爭力のある若手科學技術人材が輩出し、「天宮」や「嫦娥」などの重要科學技術課題の中で重責を擔っています。北斗衛星チームの中心メンバーの平均年齢は36歳で、量子科學チームの平均年齢は35歳、「中國天眼」と呼ばれる500メートル口徑球面電波望遠鏡（FAST）研究開発チームの平均年齢はわずか30歳です。また、スポーツ分野では、18～30歳の若者のウインタースポーツ參加率は37.3%と、年齢別で最も多い主力層です。

中國天眼「FAST」研究開発チームの平均年齢は36歳

量子科學チームの平均年齢は35歳

　白書は、前向きに奮闘努力する若者はありのままの現在の中國青年の姿であり、誰もが努力を通じて人生を切り開くことができると結論づけています。

　「中國國際放送局日本語版」2022年4月23日