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lbxysyl.com |12. 03. 2023 |
全國両會、自信と活力を世界に示す
中國の第14期全國人民代表大會(全人代)第1回會議が5日、中國人民政治協商會議(全國政協)第14期全國委員會第1回會議が4日、それぞれ北京の人民大會堂で開幕した。3千人近い全人代代表と2千人余りの政協委員が北京に集まり、國政について話し合った。2023年は、中國共産黨第20回全國代表大會(第20回黨大會)の精神を全面的に貫徹する最初の年であり、國家機関と全國政協の改選の年でもある。全過程にわたる人民民主主義がいかに生き生きと実踐され、中國式の現代化がどのように新たな旅立ちを迎えるかを観察できるパノラマ式の窓ともいえる。
この5年間は、想定を上回る出來事が頻繁に起きるなど、中國と世界にとって非常に厳しい試練の時期であった。3年間続いた新型コロナウイルス感染癥の流行が各國にもたらした影響は想像を超えるものであり、地政學的な混亂と衝突により、前途には不透明な霧も立ち込めている。この5年間に、中國はコロナ対策で決定的な勝利を収めただけでなく、所期の目標通りに小康社會(ややゆとりのある社會)を全面的に実現したほか、絶対的貧困の撲滅という困難な課題を完遂し、世界で最も輝かしい業績を上げた主要経済國の一つにもなった。こうした成果をあげることは容易でなく、今後5年、ひいてはそれ以降も安定的かつ長期的に成長していくことへの自信を深めさせた。
全國両會は、中國の政治的な「風向計」であり、経済的な「晴雨計バロメーター」であるとされる。両會をめぐる議論はネット上をにぎわせているが、両會に対する人々の期待の表れともいえる。この5年間に全國政協が受けた提案は2萬9千件余りに上った。昨年の第13期全國人民代表大會第5回會議の會期中に、全人代代表2200人余りが各方面の活動に関して提出した提案や批評、意見は過去最多の9203件に上った。こうしたことは、中國の全過程にわたる人民民主主義の広汎性や真実性、有効性を十二分に物語っている。
今回の両會は5年に1度の改選期と重なっており、多くの國とは異なっているが、これは中國では引き続き奮闘することを意味している。厳しい試練を経て、中國は新たな出発點に立っており、団結?奮闘は現在の中國社會のキーワードとなっている。行く先にはリスクや困難があることも承知しているが、今日の中國は大波や嵐を乗り越え、互いに協力しあい風雨に抗う中、ますます強さを増している。今年の両會を前に、國際社會は中國の経済動向を一段と楽観視しており、2023年には世界の主要経済體で唯一、中國が高い経済成長を遂げるだろうと見ている。こうした楽観と自信に対し、われわれは次段階での実際の努力や団結奮闘によって、充実させ永続的なものにする必要がある。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年3月12日