lbxysyl.com |11. 08. 2024 |
全世界の回答者が米反ドーピング機関による不正を疑問視=CGTN世論調査
米國の陸上短距離選手エリヨン?ナイトンをめぐるドーピング?スキャンダルにより、米國反ドーピング機関(USADA)の信頼性を揺るがす事態が巻き起こっています。中央広播電視総臺(チャイナ?メディア?グループ/CMG)傘下のCGTNが発表したオンライン世論調査の結果によると、世界の回答者の95?57%が、USADAにはドーピングに関わった米國選手を庇うなどの不正行為があるとの見解を示しています。
ナイトンは今年3月のドーピング検査で世界反ドーピング機関により禁止されている薬物が検出されましたが、USADAは汚染された食肉が原因であると主張して暫定資格停止処分の解除を発表しました。世界反ドーピング機関は聲明を発表し、USADAがドーピング疑惑のある選手の出場を許可するのは、スポーツ競技の完全性を保護するための世界反ドーピング機関のルールに明らかに違反するものであるとした上で、世界反ドーピング機関はドーピング疑惑のある選手の協議參加を許してきたUSADAの長年の慣行を承認していないと強調しています。調査では、全世界の回答者の90.15%が、米國がナイトンのパリオリンピックへの參加を認めたやり方はスポーツ競技の公平性?合理性を著しく損なったとの考えを示し、回答者の96?54%が、これは典型的な「アメリカ式ダブルスタンダード」だと批判しています。また、回答者の95?63%が、米國人選手をめぐって大がかりな虛偽申告が行われていることを強く疑っています。さらに、96?23%の回答者がパリオリンピック期間中、米國選手に対するドーピング検査の頻度を高め、フェアプレーに対する各國の信頼を再構築するよう強く求めています。
この調査はCGTNの英語、スペイン語、フランス語、アラビア語、ロシア語のプラットフォーム上で発表され、16時間以內に計1萬4580人のネットユーザーが投票に參加し、意見を表明しています。(ミン?イヒョウ、坂下)
「中國國際放送局日本語版」2024年8月11日