海南省は國際観光地化を目指す政策の一環として今年1月に外國人観光客への出國時の稅還付措置をスタートしたが、同措置は今年5月1日から中國人観光客にも適用される見込みだ。羅保銘省長は昨日、同措置を今年5月1日から正式に施行する計畫であることを明かした。
羅省長によると、具體的な還付方法や還付率はすでにほぼ決まっており、現在國稅総局や稅関総署など関係當局の最終判斷を待っている。航空機利用の観光客のみに適用するのかどうか、免稅幅、対象商品、1年に何回還付措置を受けられるか、さらに島民向けの購入規定などについて、いずれも明確な政策説明が示される。
外國人観光客への稅還付措置は実施から2カ月になるが、その効果は明らかでない。羅省長は「これは主に多くの外國人観光客が春節(舊正月)の國內観光のピークをわざと避けたためだ。4月以降、外國人観光客が戻ってくるに伴い、政策の効果が次第に明らかになるだろう」と説明した。
「人民網日本語版」2011年3月6日