成都パンダ繁育研究基地には、パンダの「お父さん」「お母さん」役である飼育員がいる。パンダファンにとっては羨ましい仕事である。記者はこのほど、パンダ飼育員の張粵さんを取材し、パンダの「お父さん」の日常を記録した。
基地內(nèi)の月亮産室で張粵さんを見かけたとき、彼は檻の中の十?dāng)?shù)頭のパンダの赤ちゃんにミルクをあげていた。彼は防護(hù)服を著て地面に座り、赤ちゃんパンダを抱き抱え、赤ちゃんパンダは靜かにミルクを飲んでいた。彼の後ろには遊んだり、眠ったり、ぼーっとする赤ちゃんパンダがいる。
ミルクをあげるのは張粵さんの毎日の仕事の一部に過ぎない。パンダの飼育員は毎朝8時(shí)半に仕事を開始し、定期検査が終わると室外を掃除し、パンダを外に出して竹をあげる。竹は地面に無造作に置くのではなく、地面に刺さなければいけない。そうすることでパンダは竹が地面に生えていると認(rèn)識(shí)できる。午後になると窩頭(トウモロコシと大豆の蒸しパン)とリンゴをあげ、必要であれば薬やカルシウムサプリもあげる。竹はこまめに交換する必要があり、張粵さんは毎日平均50キログラムの竹を運(yùn)び、約20キログラムの糞便を片付ける。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2017年2月21日