大手ポータルサイトの「新浪」、南京大虐殺記念館、南京市のニュース配信サイト「竜虎網(wǎng)」が共同で打ち出したウェブサイト「南京大虐殺の史実」が7月7日オープンし、國(guó)內(nèi)?海外の中國(guó)人や中國(guó)系住民の間で大きな反響を呼んでいる。サイト運(yùn)営者側(cè)によると、サイトがオープンした3週間後には、1日の平均アクセス數(shù)が50萬(wàn)件を突破した。サイト利用者は、仮想の形式で獻(xiàn)花やキャンドルに火をともすなどの記念活動(dòng)に參加して、虐殺の犠牲者を追悼することができる。
同サイトには、南京大虐殺を経験した90歳を超える上海在住のある高齢者が執(zhí)筆した「南京大虐殺體験記」が送られてきた。文章には、「68年前、私は侵略者の刀から幸運(yùn)にも生き殘った。今日まで、あの殘虐な血なまぐさい場(chǎng)景を私は終生忘れることができなかった。私は以前からずっと、あの悪夢(mèng)のような日々を思い出したくなかった。しかしこのウェブサイトを見て、何かしなくてはいけないと思った。私はコンピュータを使えないので、口で語(yǔ)り、孫に一字ずつワープロで打ってもらった。7日間かけて、私はこの體験記を完成させた」と記してある。さらに、「私の語(yǔ)りはあまりはっきりしておらず、あいまいな表現(xiàn)があるかもしれない」と心配しつつも、「これは確かに、1人の中國(guó)人が當(dāng)時(shí)の血と火の歴史について語(yǔ)った真実の記憶だ。そして、1人の老人が世間に対し、歴史をしっかりと心に刻み、未來(lái)に警戒心を高めることを訴える呼びかけでもある」との主張が示されていた。
▽ウェブサイト「南京大虐殺の史実」
http://www.neverforget.com.cn/
寫真:ウェブサイト「南京大虐殺の史実」のトップページ
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2005年8月14日