山西省國土資源庁によると、第四回國家地質公園評価審査で、山西五臺山、壷関太行山大峽谷、寧武萬年氷洞の3カ所が審査を通過し、國家地質公園となった。
五臺山、壷関太行山大峽谷、寧武萬年氷洞は、どこも美しい景色で人々を魅了してきたが、その獨特の貴重な特質を知る人は少なかった。山西省國土資源庁の申請資料には以下にように記されている。五臺山は華北地區最大の大規模な複式褶曲が遺留され、絶対年齢は25億年以上と地質は古く構造は複雑で、獨特の高山濕地、植物の垂直分布の景観を有し、華北地質博物館と稱えられている。太行山大峽谷は壷関県東南部に位置し、その自然景観には斧で削り取ったような大懸崖、様々な巖石、銀糸のような滝、紺碧の淵、鍾乳洞の佳境が人々を魅了している。寧武萬年氷洞は寧武県涔山郷麻地溝村東に位置し、その珍しさは洞外の気候條件で、決して結氷しない環境にあるにもかかわらず、洞內の氷柱は四季を通じて溶けることはなく、奧に行けば行くほど氷は厚くなる。全國最大の氷洞で、世界でも永久凍土以外の地で発見された希少な大氷洞である。
これにより、以前に審査を通過した黃河壷口瀑布(滝)に加え、山西省は國家地質公園4カ所を擁することになった。
「チャイナネット」2005/09/13