12月20日午前、中國國務院新聞弁公室が主催の記者會見で、中國國家統(tǒng)計局の李徳水局長は第1回全國経済センサスの主な內(nèi)容について説明を行った。
李徳水局長によると、経済および社會の発展に適応し、その上國の次の五カ年企畫の策定のために準備を整え、経済指標の算出および統(tǒng)計調(diào)査體系の総合的改革を進めるため、中國國務院は2003年7月、2004年に第1回全國経済センサスを行うことを決定した。今回の経済センサスの基準日は2004年12月31日、調(diào)査內(nèi)容は2004年度のもの、全面調(diào)査の対象は中國國內(nèi)にある第2次産業(yè)、第3次産業(yè)のすべての法人、産業(yè)活動を行っている部門および個人経営者とした。各地、各関係部門の2年近くの努力の結(jié)果、今回の経済センサスの主な任務は達成できた。
今回の経済センサスの成果について、李徳水局長は次のように語った。
１、中國における第2、第3次産業(yè)の現(xiàn)狀をさらに究明することができた。
今回の経済センサスを通じて、第2、第3次産業(yè)発展の狀況を全面的に反映する大量の基礎(chǔ)データを把握した。そのうちの主要なデータは、最近すでに経済センサス公報の形で公表されている。
２、中國の第2、第3次産業(yè)企業(yè)リストおよびこれらの企業(yè)関連のデータベースを初歩的に構(gòu)築した。
今回の経済センサスで収集した基礎(chǔ)的な、生のデータがすべて國家統(tǒng)計局の経済センサスデータベースに取り込まれ、これによって、全國規(guī)模のデータの集計が可能となっただけでなく、必要に応じて即時に地域、業(yè)界、規(guī)模および所有制別などのグループに分けたデータを加工し、さまざまな分析?研究を行うことことも可能となった。また、中國國家統(tǒng)計局、中央機構(gòu)編成委員會弁公室、中國民政部、國家稅務総局および中國工商総局も共同で全國企業(yè)リスト更新制度を構(gòu)築した。
３、GDP総量および産業(yè)別のGDPに占める比率も明らかになった。
今回の経済センサスのデータに基づいて計算した結(jié)果、中國の2004年の名目GDPは年度速報値より2.3萬億元多い159878億元となり、16.8%増えた。
なかでも、第1次産業(yè)は今回の経済センサスに含まれていなかったため、なお年度速報値を採用し、生産額（付加価値ベース）は20956億元で、GDPの13.1%を占め、2004年度の速報値の15.2%より2.1ポイント低下することとなった。
第2次産業(yè)の生産額（付加価値ベース）は年度速報値より1517億元多い73904億元となり、GDPに占める比率は52.9%から46.2%に低下し、6.7ポイント下がることとなった。
第3次産業(yè)の生産額（付加価値ベース）は年度速報値より21297億元多い65018億元となり、GDPに占める比率は31.9%から40.7%に増加し、8.8ポイントの上昇となった。GDP総量が増加した2.3兆元の中で、第3次産業(yè)の増加分は2.13兆元で、93%を占めている。
今回の経済センサスの意義について、李徳水局長は次のように語った。
今回の経済センサスは極めて重要な國情?國力調(diào)査、法による行政の重要な実踐であると同時に、科學的発展観を全面的に貫徹するための重要な基礎(chǔ)的作業(yè)でもある。全般的に見れば、今回の経済センサスは成功であった。大量かつ豊富な、精確なデータを入手し、これらのデータは中國の改革開放および近代化建設(shè)の成果と総合的國力をありのままに反映するものである。
「チャイナネット」2005年12月21日
