中國最高國家権力機関である全國人民代表大會の年次會議が北京で開かれているが、9日、胡錦濤國家主席、溫家寶國務(wù)院総理、賈慶林全國政治協(xié)商會議主席はそれぞれ広西チワン族自治區(qū)や浙江省などの地區(qū)の代表と共に、「物権法」の草案と「企業(yè)所得稅法」の草案を?qū)徸hし、少數(shù)民族の地域の経済成長と社會発展について意見を発表した。
胡錦濤主席は広西チワン族自治區(qū)代表団の審議に參加した際、「広西チワン族自治區(qū)は、地域的協(xié)力の新しいチャンスをつかみ、積極的に中國とASEAN?東南アジア諸國連合との自由貿(mào)易區(qū)建設(shè)など地域間の協(xié)力に參加し、さらに対外開放と互恵協(xié)力を拡大する必要がある。また、真剣に民生問題を解決し、積極的に就業(yè)を拡大し、社會保障システムを整備し、教育衛(wèi)生事業(yè)の発展を加速し、特に公共教育における人材を重點的に農(nóng)村や、貧困地區(qū)、國境地區(qū)、少數(shù)民族が集まっている地區(qū)に配置する必要がある。民族の調(diào)和は社會の調(diào)和の重要な構(gòu)成部分である。少數(shù)民族地區(qū)の経済社會の発展を加速し、人口の少ない民族の経済社會の発展を重點的に支援し、絶えず平等、団結(jié)、相互援助、調(diào)和の取れた社會主義的な民族関係を固め、発展させていく必要がある」と語っている。
溫家寶総理は海南省代表団の審議に參加した際、「海南省は、生態(tài)環(huán)境保全を経済発展のトップに置き、経済と生態(tài)を調(diào)和の取れた形で発展させるべきである。海南省では、対外開放の前線で、経済特別地域は自らの特徴を持つ必要がある。特に、體制の改革を強化し、教育、科學(xué)技術(shù)、文化、醫(yī)療?衛(wèi)生など社會事業(yè)の発展を重視し、各民族の人民の文化素質(zhì)を引き上げる必要がある」と語った。
賈慶林全國政治協(xié)商會議主席は審議に參加した際、「『物権法』の草案と『企業(yè)所得稅法』の草案の基本的な原則と內(nèi)容を正確に理解し、斷固として社會主義の基本的な経済制度を堅持し、絶えず公有制経済を固め、発展させると共に、私営などの公有制ではない経済の発展を支持し、奨勵する必要がある」と語った。
「中國國際放送局 日本語部」 2007年3月10日
