「緑の都市」の名がある広西チワン族自治區(qū)南寧市には、地元の人から「緑の肺」と呼ばれる、93平方メートル広さの名勝「南湖」がある。

しかし最近の「南湖」は悪臭を放ち、水面には死んだ魚が大量に浮かんで、湖が汚染されたことが明らかになった。16日の調(diào)査では、死んだ魚は取り除かれたが、悪臭はまだしており、引き続き汚水が湖に流れ込んでいる狀態(tài)だ。

南寧市環(huán)境保護(hù)局の夏成副局長によると、大量の魚が死んだのは、水質(zhì)汚染により水中の溶存酸素量が低下したためで、汚水を取り除き、きれいな水を補(bǔ)充したところ、溶存酸素量は通常レベルの4.51mgに回復(fù)したという。

原因はトンネルの施工のミス

南寧市政府は16日21時(shí)、この汚染事件の狀況を伝えた。調(diào)査によると、今回の汚染事件は、青山南湖連接プロジェクトの南湖トンネルの工事で、施工現(xiàn)場內(nèi)の汚水パイプの保護(hù)措置がうまくいかず、不注意で汚水管が壊れ、上流の汚水が直接、南湖沿岸の両側(cè)から湖へ流れ出したことが原因だ。

一連の対策で「南湖」の水質(zhì)は好転している。16日に南寧市環(huán)境保護(hù)局が水質(zhì)を調(diào)査したところ、汚染狀況は改善しており、新しく死んだ魚は見つかっていない。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2010年9月17日