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中國経済は現(xiàn)在、國際金融危機(jī)の急速な広がりや世界の経済成長の明らかな鈍化などの影響に加え、國內(nèi)の経済生活にも深層レベルで未解決の問題點が橫たわるなどしており、経済運営の困難さが増し、景気低迷の圧力も高まっている。中國社會科學(xué)院（社會科學(xué)アカデミー）経済研究所マクロ経済學(xué)研究室の張暁晶主任はこのほど、當(dāng)今の経済情勢をめぐる問題について人民日報の取材に応えた。

▽成長の維持、內(nèi)需の拡大、構(gòu)造の調(diào)整は今後一時期の経済の主題

??現(xiàn)在のようなとりわけ困難な時期にあって、國內(nèi)?海外から中國中央政府の経済政策に高い関心が寄せられている。政策は中國経済の動向に関わるからだ。（2009年度の経済業(yè)務(wù)をめぐる政策決定を行うためにこのほど開催された）中央経済工作會議で成長の維持、內(nèi)需の拡大、構(gòu)造の調(diào)整といった経済政策が提起されたのはなぜか。內(nèi)需拡大、構(gòu)造調(diào)整、成長維持の関連をどのようにみるか。

私のある友人が最近ローンで家を買い、毎月約3千元を返済しているが、一家に重大な異変が起きた場合、たとえば夫妻のどちらかが職を失うなどした場合は、ローンが返せなくなる。このような人はあらゆる手段を講じて「成長を維持する」べきだろうか。現(xiàn)在、中國の経済発展は國際金融危機(jī)という重大な異変に直面している。これに加えて、中國の経済成長モデルは転換のさなかにあり、経済構(gòu)造の矛盾は改革開放の30年間における継続的調(diào)整を経て、徐々に改善されてはいるものの、構(gòu)造的矛盾はなお目立ち、景気低迷圧力も高まっている。

成長の維持は來年の経済業(yè)務(wù)における主要任務(wù)だ。內(nèi)需拡大は成長維持に向けての根本的な道のりであり、構(gòu)造調(diào)整では経済発展の質(zhì)の重視がポイントになる。成長維持、內(nèi)需拡大、構(gòu)造調(diào)整は今後一時期の経済の主題になる。

▽09年経済に2つの支え、來年の困難を予測すべき

??一部の國際機(jī)関が、たとえば世界銀行が、來年の中國の経済成長率予測を下方修正した。來年の経済情勢をどうみるか。

その通りだ。世界銀行は中國の來年の経済成長率予測を7.5％に下方修正した。もっと引き下げた國際機(jī)関もある。私は、來年の中國は8％以上の経済成長率を維持できると考える。

第一に、中國経済の基本的側(cè)面は依然として順調(diào)だ。今年の中國は大雨?大雪?凍結(jié)災(zāi)害、地震災(zāi)害、米國金融危機(jī)といった打撃に見舞われたが、國民経済は引き続き順調(diào)な発展傾向を維持しており、第1潤?第3四半期（1潤?9月）の國民経済成長率は9.9％に達(dá)した。農(nóng)業(yè)生産は5年連続の豊作で、都市部の固定資産投資の規(guī)模は引き続き拡大し、物価は継続的に低下している。今年の國內(nèi)総生産（GDP）は26兆元を突破し、財政収入は6兆元に達(dá)することが見込まれる。

第二に、緩やかな通貨政策と積極的な財政政策が今後、國民経済の発展に良好な推進(jìn)作用をもたらすと見込まれる。今年9月以降、中央銀行（中國人民銀行）は預(yù)金?貸付金の準(zhǔn)備率をたびたび引き下げ、商業(yè)銀行の支払い準(zhǔn)備率も引き下げた。同時に、國家発展改革委員會と財政部は、投資の増加、內(nèi)需の拡大、消費の促進(jìn)といった一連のマクロ調(diào)整措置を打ち出すとともに、投資による國民経済の安定的成長の牽引、保障に努めてきた。また來年から増値稅（付加価値稅）のモデル転換改革を全面的に実施して、企業(yè)負(fù)擔(dān)を19億元削減する計畫だ。

私たちは外部條件や內(nèi)部條件の重大な変化に注意し、國民経済が発展への途上で直面する問題を十分に予測するべきだ。國際金融危機(jī)は中國の実體経済にも波及しており、財政面に影響がはっきり表れている。今年11月の財政収入は前年同月比3.1％減少し、2カ月連続での財政収入のマイナス成長となった。よって來年の困難を十分に予測することが必要になる。

▽インフレ情勢が緩和、デフレ防止が必要

??國家統(tǒng)計局が発表した最新のデータによると、11月の消費者物価指數(shù)（CPI）は前年同月比2.4％上昇し、上昇率は22カ月ぶりに最低を記録した。こうした現(xiàn)象は、中國のインフレ情勢が全面的に緩和されたことを示すものではないか。

CPI上昇率が2月の8.7％から11月は2.4％に低下したことは、マクロ調(diào)整が実際に挙げた成果の一つだ。當(dāng)然ながら、CPIの低下は、國際金融危機(jī)による外部需要の縮小や內(nèi)需の力不足といった要因にもよるものだ。

國際狀況をみると、石油価格は1バレル147ドルから現(xiàn)在は約40ドルまで低下した。農(nóng)産品価格もさらに下がる見込みで、綿花、植物油原料、大豆などの農(nóng)産品価格が大幅に低下しており、國內(nèi)の農(nóng)産品価格は安定に向かうと同時に、値下げ圧力にさらされてもいる。工業(yè)製品出荷指數(shù)（PPI）の上昇率は今年最高だった8月の10.1％から11月は2％に低下し、こうした低下傾向と減少率には警戒が必要だ。今の時期には、経済運営におけるデフレ局面の出現(xiàn)に十分に注意し、防止しなければならない。

現(xiàn)在すべきことはやはり內(nèi)需拡大、投資の増加、構(gòu)造調(diào)整だ。消費についていえば、信頼感の維持が必要だ。國家統(tǒng)計局が発表したデータによると、1潤?11月の社會消費財小売総額は累計9兆7759億2千萬元に上り、前年同期比21.9％増加した。投資についていえば、より信頼感を維持することが必要だ。今後2年間に（中央政府が）新たに打ち出す4兆元の投資や各地方政府が予定する新規(guī)投資を合わせると総額10兆元を超えるとみられ、マクロ調(diào)整が適切に行われれば、デフレ局面は避けられる見込みだ。三大需要に力を入れれば、中國経済は安定的な急成長を維持することができる。來年は期待できる一年になるとみられる。

「人民網(wǎng)日本語版」2008年12月22日