オバマ米大統領の提案により、主要20カ國?地域(G20)サミットの中心議題は「金融監督管理」から「経済再均衡化」に変わった。
オバマ大統領は「持続可能で均衡の取れた成長」を目指すことを提案し、これには米國が貯蓄を増やし財政赤字を減らすこと、中國の輸出依存を軽減することなどの措置も含まれている可能性がある。中國にも國內政策の調整に同意させるため、米國は「國際通貨基金(IMF)など國際機関における発展途上國の投票権を拡大する」という考えに賛同している。オバマ大統領は9月20日、CNNの取材に応じた際に「中國やドイツなどは米國に物を売るが、米國はクレジットカードと住宅ローンを抱えるだけで何も売らないという以前のようになってはいけない」と語った。
オバマ大統領の提案は世界経済の敏感な神経に觸れ、會議出席者から大いに重視された。今回の金融危機は監督管理の不足が原因で、世界経済の不均衡も大きな要素となっている。既存の経済構造において、中國や日本などは製造大國であり、外貨獲得大國でもあるが、米國は消費大國である。世界経済は米國人の10兆ドルにも及ぶ消費能力とかかわっており、このようなモデルは長く続かない。世界経済が再び金融危機前のモデルを取り戻すことはできず、貿易摩擦は徐々に増加し、中國の低価格商品は國內と國外の雙方の不均衡激化につながり、私たちは現実に目を向ける必要がある。
中國人は、オバマ大統領の提案を冷靜な態度で見ることができないようだ。中國製造業は貿易保護主義の圧力を受けており、また、オバマ大統領の提案は中國人の倹約と投資を悪行とし、金融危機を過度な貯蓄のせいにしている。
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