北京市ではこの5年間に、金融業が年平均12.9%のペースで成長しており、昨年の増加値は1493億5800萬元に上り、市の國內総生産(GDP)全體の14.2%を占めた。今年上半期に増加値は856億1千萬元で前年同期比22.9%増加し、市のGDPに占める割合は16.13%に達して國內トップとなった。金融業はすでに北京市の戦略的産業、基幹産業、筆頭産業となっている。
北京市は銀行、証券、保険の三大業界の大?中規模基幹金融機関や國際金融機関の集積地となっている。昨年末現在、市內の営利性金融機関は5165機関に達し、北京で法人登録しているものが641機関で全國トップとなった。銀行業を営む各種金融機関約3500機関のうち、外資系が153機関に上った。保険業を営む各種金融機関81機関のうち、外資系は28機関。証券業を営む各種金融機関16機関のうち、合弁によるものが5機関、ファンド管理會社12社のうち、合弁によるものが5社。先物取引會社は19社だった。
ある統計によると、北京市の昨年の稅収額は5444億元で、うち金融業によるものが1972億元に上り、全體の36.22%を占めた。今年上半期の市の稅収額は3639億元で、うち金融業によるものは全體の47.7%を占める1735億8千萬元に達した。
「人民網日本語版」2009年11月11日 |