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世界的な金融危機(jī)がまだ完全には収束していない情況の中で、上海における國際金融センターの建設(shè)プロセスが注目を集めている。ある関係者は発表されたばかりの「2009年上海國際金融センター建設(shè)青書」の中で、上海での國際金融センター建設(shè)では人民元の國際化など「10の突破口」を開くことが必要だとの見方を示した。「國際金融報(bào)」が伝えた。
同青書は次のような見方を示す。
上海國際金融センターの建設(shè)推進(jìn)における突破口の一つとして、人民元の國際化を積極的に推進(jìn)することが必要になる。ある國の経済力が飛躍的に成長すれば、その通貨の國際化が推進(jìn)されるのは當(dāng)然のことだが、現(xiàn)在、人民元の國際的地位は発展中の大國である中國の経済的地位とつり合っていないし、中國経済の持続的な急速な発展のニーズともかみあっていない。
短期的には、上海は國境を越えた貿(mào)易の人民元建て決済を加速推進(jìn)するモデル地點(diǎn)となり、中國の対外貿(mào)易、対外投資、対外労務(wù)請負(fù)い協(xié)力などにおける人民元建て決済を推進(jìn)し、企業(yè)の為替変動リスクの封じ込めを助ける必要がある。中長期的には、準(zhǔn)備通貨および國際通貨としての人民元の役割を高めることに努力し、最終的には人民元と外貨がどこでも、いつでも自由に両替できるようになることを目指す必要がある。
このほか、上海國際金融センターの建設(shè)推進(jìn)に必要な突破口には、▽先物市場の商品の充実と革新的な発展の推進(jìn)▽個人による株式投資の重點(diǎn)的な発展▽資産の証券化の加速推進(jìn)▽オフショア金融市場の開拓発展▽國際経済?金融?貿(mào)易?水上輸送センター建設(shè)の共同推進(jìn)▽國際金融センターによる中國経済のモデル転換支援の強(qiáng)化▽計(jì)畫における配置の最適化と連動型発展の促進(jìn)▽金融に関する教育と人材資源との統(tǒng)合、などがある。
このたびの世界金融危機(jī)は世界の経済?金融システムに重大で深いレベルの変化を生じさせるとみられ、これは上海國際金融センターの建設(shè)の加速推進(jìn)にとっては重要な戦略的契機(jī)となる。上海は2009年4月に國務(wù)院が打ち出した上海國際金融センターおよび國際水上輸送センターの建設(shè)に関する意見をチャンスとしてしっかりととらえ、突破口を正確に探り當(dāng)て、新たな飛躍を達(dá)成しなければならない。また國際市場における中國の金融面での発言権を高め、中國経済の発展に対する金融の推進(jìn)力を強(qiáng)めるために、新たな貢獻(xiàn)をしなければならない。
「人民網(wǎng)日本語版」2009年12月23日 |
