新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)の努爾?白克力主席は12日開かれた第11期新疆人民代表大會(huì)第3回會(huì)議で政府作業(yè)報(bào)告を行い、同自治區(qū)は昨年インフラ、民生事業(yè)、生態(tài)環(huán)境保護(hù)事業(yè)などの重要な建設(shè)に1000億元投じたことを明らかにした。うち新規(guī)事業(yè)が45項(xiàng)目にのぼるという。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

　新疆は鉄道、道路、民間航空、パイプラインを中心に総合交通システムの整備を進(jìn)めてきた。努爾主席によると、現(xiàn)在11本の鉄道が建設(shè)中で、なかでも総投資額1450億元にのぼる、新疆開発に重大な意義をもつ2本目の蘭州?新疆線が著工。精伊霍線（精河県?伊寧市?コルガス國境）や鳥精線（ウルムチ市?精河県）など4本の鉄道も完成した。國道312號(hào)線の星星峽?哈密（クムル）區(qū)間など5本の道路が開通し、奎克高速道路（クイトゥン?カラマイ)をはじめ、13本の國道と省道、5本の辺防道路と重點(diǎn)農(nóng)村道路が著工した。さらにウルムチ國際空港の拡張工事、カシュガル空港ターミナルの拡張工事が竣工。西部の天然ガスを中國東部沿岸地域に輸送する「西気東輸」の第2新疆區(qū)間も完成し、天然ガスの輸送が始まっている。

　努爾氏によると、新疆は今年、政府による有力な新疆支援という有利なチャンスをしっかりつかみ、経済?社會(huì)全般の発展に関わる水利?交通?通信?エネルギー?生態(tài)?民生改善といった重大プロジェクトに集中的に力を入れ、1200億元を投じて200項(xiàng)目の重點(diǎn)建設(shè)事業(yè)に取り組む計(jì)畫だ。うち30項(xiàng)目が新規(guī)重點(diǎn)事業(yè)という。

　「人民網(wǎng)日本語版」2010年1月13日