「十一?五(第11次5カ年計畫)」の最後の年として、2010年も地域経済の発展が推進されている。7つの地域発展計畫はすでに関係部門に提出されており、年內に次々と公布される見通し。
具體的な発展計畫は次の通り?!甘?五(第12次5カ年計畫)」期間に西部大開発戦略に関する意見を制定し、実施案を公布する。長江デルタ、京津冀(北京?天津?河北?。┒际袊⒑{西岸経済區などの地域計畫を公布、実施する。成渝経済區などの地域計畫、大?小興安嶺林區生態保護と経済モデル転換計畫、丹江口庫區及び上流地區の経済?社會発展などの地域計畫を制定する。
2009年以降、中國は10以上の地域振興計畫を承認し、この數はそれ以前の4年間の合計を超え、地域経済の発展は大きな注目を集めている。政策の動向について、國家発展改革委員會(発改委)の関係者は記者の取材に対し、「市場メカニズムが整備され、作業効率が高まるにつれ、発改委は以前は審査を中心に行ってきたが、今では計畫による指導を重視するようになっている」と語った。
また同関係者は、「以前は地域の総合計畫が中心だったが、その特徴は変わり、今後は地域の特定分野の計畫が次々と出される。特定分野の計畫は青海省の循環型経済モデル地域開発計畫、東北地區の観光業発展計畫などのように、産業面からの著手となる」と述べる。低炭素経済の発展が推進される中、地域の特定分野の計畫は今後、循環型経済、サービス業、新エネルギーなどの産業にも及ぶ見通し。
中國地域経済學會の陳耀秘書長は、さらに多くの地域計畫が公布されるにつれ、「十二?五」期間中、各地域の中心都市にけん引され、多くの都市圏が同時に発展するという良好な局面を迎えると予想する。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月1日