中國共産黨中央政治局常務委員、國家エネルギー委員會主任を兼任する溫家寶國務院総理は4月22日、國家エネルギー委員會第1回全體會議を招集し、當面のエネルギー関連の情勢や今後の課題などについて同委エネルギー弁公室による報告を聴取した。
溫家寶総理は會議で、エネルギー構造の戦略的調整を大いに推進すべきであると提起した。また、経済?社會とエネルギーの協調的な発展、資源の開発利用と省エネ?環境保護の統一、國內市場と國際市場の統一を図り、エネルギーに関する科學技術の自主革新能力を高め、新エネルギーと再生可能エネルギーの開発利用を加速し、エネルギー生産と利用方式の改革を進め、中國の特色ある近代エネルギー産業體系を構築し、経済?社會の持続可能な発展に安定し、経済的で、クリーン、安全なエネルギー保障を提供することを強調した。當面の重要任務として、次の6項目が挙げられた。
1、エネルギー発展戦略の研究を強化し、長期的な発展計畫を策定する。中國の社會主義現代化建設の戦略的ニーズを満たすと同時に、いくつかのコア技術?コア産業で世界先進レベルに達するよう目指し、「十二?五(2011~2015年)」エネルギー総合計畫及び特別計畫の策定に力を入れる。
2、エネルギー構造の最適化に向けた調整を行い、新エネルギー産業の育成を強化する。2020年のエネルギー消費ににおける非化石燃料の比率を15%以上にするという目標の達成に力を入れる。新エネルギーと再生可能エネルギーの開発利用、農村部や遠隔地域、少數民族居住區のエネルギー発展を加速させる。