危険な狀況にある不動(dòng)産業(yè)
一部の地方人民政府にとって、不動(dòng)産業(yè)はGDPの半分を占めている。不動(dòng)産業(yè)の基幹産業(yè)としての地位は極限まで発揮されている?!竿恋貕訁s収入」は中國(guó)の多くの都市の主な財(cái)源となっており、不動(dòng)産開発は地方人民政府のもっとも効率のよい融資獲得の手段である。多くの地方政府の財(cái)政収入のうち、約半分が不動(dòng)産関連の収入だ。地方政府の土地財(cái)政に対する過(guò)度な依存により、地方経済は危険すれすれの狀況に立たされている。
財(cái)政部は4月13日、2009年の全國(guó)土地譲渡収支データを発表した。全國(guó)の土地譲渡収入は1兆4239億7000萬(wàn)元で、前年比43.2%増だった。うち、杭州市の土地収入は1200億元に達(dá)し、上海や北京などの大都市を上回った。過(guò)去10年で杭州の不動(dòng)産価格は10倍近くに上昇し、都市建設(shè)資金のほとんどが土地譲渡金でまかなわれている。
過(guò)去に一部の地方人民政府が中央政府の不動(dòng)産価格安定策に対して、次のように理解している。不動(dòng)産価格が上昇しているときは上昇ペースを遅くし、不動(dòng)産価格が下落傾向となると、なんとしても大幅な下落を阻止食い止めなければならない。この背後には、地方人民政府へのGDP評(píng)価からの衝動(dòng)や、財(cái)政収入拡大の必要がある。
不動(dòng)産価格が住民所得の數(shù)十倍に達(dá)したとき、不動(dòng)産バブルのリスクはすでに無(wú)視できないものとなっている。