中國商務(wù)部の姚堅報道官は17日北京で、「今年1月から4月までの中國の輸入増加率は、輸出増加率より30.9ポイント増え、貿(mào)易黒字額は161億1000萬ドルとなり、昨年同期より78.6%減った」と発表した。
これは姚堅報道官が當(dāng)日の開かれた記者會見で述べたもの。姚堅報道官は「去年5月から、中國の月間の輸入増加速度は12ヶ月間連続して輸入増加速度を上回っており、貿(mào)易黒字は昨年7月から7ヶ月間連続し減ってきた。貿(mào)易加工と海外投資は、依然として貿(mào)易黒字の主な要因である」と述べた。
姚堅報道官はまた、中國のこれからの輸出情勢に觸れ、「現(xiàn)在、東南アジア諸國連合やロシア、インドなどの新興市場への輸出増加速度は歐州連合やアメリカ、日本などの先進市場への輸出増加速度を上回っている。これからの一時期、先進國の経済の回復(fù)速度は相対的に弱まるため、中國の輸出回復(fù)にはマイナスの影響を與えるだろう」と述べた。
「中國國際放送局 日本語部」 2010年5月17日