▽日本経済の梅雨明けはまだ遠(yuǎn)し
海外の報(bào)道によると、日本の輸出額は6月、昨年同月と比べて27.7%の増加となり、アナリストの事前に予測(cè)した23.5%を上回った。だが成長(zhǎng)率は4カ月連続で緩まっており、6月の數(shù)値は今年最低となった。海外の需要が緩まっていることで、日本経済の回復(fù)は動(dòng)力を失う可能性がある。アナリストは以前にも、日本の輸出が第1四半期に大きく反発した後、成長(zhǎng)速度を緩めるだろうとの予測(cè)を出していた。だが、最近の日本円の値上がりや、米國(guó)や中國(guó)などの主要市場(chǎng)に減速の兆しが出ていることなどにより、日本の輸出入貿(mào)易の將來(lái)の不確定性は一層高まりつつある。
農(nóng)林中金総合研究所の南武志?研究員によると、日本の対中輸出はすでに最大に達(dá)しており、歐州や米國(guó)への輸出に期待することもできない。そのため、アジアの他の國(guó)に対する輸出の伸びをいかに維持していくかが今後のカギとなる。ブルームバーグのレポートによると、日本の対中輸出額は6月、昨年同月比では22%増となったものの、前月比では3.3%減となった。対米輸出額の同月の前年比成長(zhǎng)率は21.1%で、前月の17.7%を上回ったものの、対歐州連合の輸出額の伸びは9%で、前月の17.4%からほぼ半減している。
徐梅?研究員によると、日本経済がまだデフレを脫卻していないため輸入を拡大しにくいこと、保護(hù)貿(mào)易主義が世界的に高まっていることなども、日本の貿(mào)易成長(zhǎng)をはばむ要因となっている。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2010年7月29日