國家観光局の報道官は23日、日本への渡航計畫を取り止めている中國の國民や企業(yè)に対し、理解を示すと述べた。日本側(cè)は中國側(cè)が厳正な交渉を繰り返したにもかかわらず、漁船の船長を不當(dāng)に拘置し続けた。このことが、中國人の日本への渡航意欲を著しく損ねている。
國家観光局の祝善忠副局長は22日と23日に奈良で開かれたアジア太平洋経済協(xié)力會議(APEC)観光相會合に出席した。日本で中國漁船の船長が不法拘留される前、國家観光局は慣例に従い訪日期間中に日本の國土交通大臣と會談をする予定で、日本側(cè)もそれに積極的に応じていたが、事件発生後、國家観光局は態(tài)度を変えた。その後、日本の観光庁は祝善忠副局長との面會を求めてきたが、國家観光局の擔(dān)當(dāng)者がこれを斷った。
外交部の姜瑜報道官は21日の定例記者會見において、「中國の観光客は安全で、のびのびできる場所に旅行に出かける」と述べた。
統(tǒng)計によると、今年1月から7月にかけ、日本へ旅行に出かけた中國人の數(shù)は前年同期比38%増の119萬人。昨年、當(dāng)時の日本政府観光局(JNTO)北京事務(wù)所の柏木隆久所長は新華社の取材に応じ、「日本を訪れる中國人観光客の數(shù)は今年240萬人を突破する見通しだ。中國からの訪日観光客數(shù)は海外市場で最も伸びている」と語った。
「人民網(wǎng)日本語版」2010年9月25日