環(huán)境保護(hù)を考慮し、中國は近年、レアアース（希土類）の生産と貿(mào)易を制限しており、レアアース大國である中國の発言権は高まりつつある。

贛州稀土鉱業(yè)公司の経営陣は1月11日、「毎日経済新聞」の取材に対し、「昨年のレアアース市場は良好といえる」と語った。2010年の上昇を経て、主要レアアースの多くが倍に値上がりし、赤字に悩まされていた中國のレアアース企業(yè)も黒字転換を?qū)g現(xiàn)した。「長年の赤字から現(xiàn)在の黒字転換へ、包鋼稀土を代表とする中國のレアアース企業(yè)は見事に立ち直った」と、アナリストは話す。

中國商務(wù)部が発表した2011年第1回のレアアース輸出割當(dāng)枠は前年同期比11.4％減少し、さらにレアアース輸出に15－25％の追加関稅が課され、原鉱石と41品目の製品が加工貿(mào)易禁止リストに入れられるなど、鉄鉱石3大鉱山のような企業(yè)が中國に誕生することが期待できる。

2010年はジスプロシウム鉄合金だけでなく、一部の主要製品も倍に値上がりした。

最新のデータを見ると、主要製品はいずれも大幅に値上がりしている。中でもレアアースを代表する製品である酸化ネオジム、酸化プラセオジム、ジスプロシウム鉄合金の値上がり率は大きく、それぞれ104％、88％、124％に達(dá)した。1年前の2010年1月6日、これらの価格は1トン當(dāng)たりそれぞれ12.2－13.0萬元、11.7－12.5萬元、65－67萬元だったが、今年1月11月には25.5－26.5萬元、23－23.5萬元、145－150萬元に上昇した。