日本政府が先週発表したGDPデータにより、中國が日本を抜き、世界第二の経済體となったことが確定した。香港「亜洲金融」誌がこれについて読者調査を行った結果、多くの読者が「中國経済の高度成長は1960-70年代の日本経済成長と同じではない。中國経済は多くの面で日本よりも優れている」と答えた。中國経済網が伝えた。
「亜洲金融」誌は文章の中で、「日本経済はバブル崩壊前までは非常に優秀な高度成長を遂げていた。日本は1968年にフランスを抜いて世界第二の経済體になり、それから43年間この地位を守ってきた。このため、中國経済の奇跡的成長がすでに日本を上回ったと斷定するのはまだ早い」としている。
同誌はまた、「中國は経済高度成長を果たす一方で、高い貯蓄率、不動産価格の高騰、巨額の対米貿易黒字など、當時の日本も直面した問題にぶつかっている。しかも、日本円も當時、切り上げの圧力に直面していた。日本が中國と異なる點は、日本は最終的に米國や西側諸國の圧力に負け、日本円を大幅に切り上げたことだ。中國は外部の圧力に屈せず、人民元を大幅に切り上げていない」と指摘した。