中國商務部の陳徳銘部長は７日、「中國國民の高級品需要は現在、世界２位だが、2015年までには日本を抜く見込みだ」と述べた。　

陳徳銘部長は消費促進と対外貿易について國內外の記者からの質問に答えた。陳徳銘部長は「2010年、國外で高級品を購入する中國人は30％増加した。中國人が國外で中國で製造された商品を購入する現象が出てきている。中國の高級品ブランドが不十分なこと、人々の生活水準や所得が上昇するにつれ、特に大都市で、ブランド志向が高まっていることがその主な原因である」と述べた。　

陳徳銘部長は、「中國のインターネットショッピングは毎年100％近いスピードで成長しており、今後何年かはこの勢いが続くと見られる。インターネットショッピングは非常に重要な分野だ」と語った。　

また、陳徳銘部長は「中日経済ハイレベル対話」についても觸れ、「今年は正常に行われる。具體的な日程はまだ確定していないが、日本側と接觸中である」と述べた。陳徳銘部長は「今回の対話が成功し、現在の世界経済情勢下で雙方がどのように相互補完性を強化し、ともにアジアやアジア太平洋の経済貿易関係を発展させて行くかなどについて議論が交わされると信じている」と述べた。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2011年3月8日