東日本大震災の被災地では現在、被災地からの脫出に必要となるガソリンの不足が最も差し迫った問題となっている。日本の電力會社職員によると、日本の電力は壊滅狀態で、復舊には3-4年を要するという。人民網日本地震報道チームの取材で15日分かった。
被災地ではガソリンが欠乏しており、東京都から福島県の間でガソリンを補給することはほぼ不可能な狀態。このため、多くの人がなお被災地にとどまっている。報道チームは北西に向かって被災地を離れた際、山形県付近まで北上したが、それでもガソリンは補給できなかったという。仙臺市とその他の地域で出會った人はいずれも被害地の外への避難を希望していたが、車がなかったり、車あってもガソリンがなかったりと、足止めを余儀なくされている現狀だ。
物資面では、日本政府が基本物資を沿海地區に送り、仙臺地區は以前の備蓄で當座をしのいでいる。しかし沿海地區の物資も足りているわけではなく、備蓄もますます少なくなっている。道路が1本しか通っていない場所が多く、この道が塞がれてしまえば、物資の輸送ができなくなる。
日本國內の報道は現在、原発に関するものが中心で、沿海地區が直面しているこうした問題っはテレビで伝えられていない。日本の電力會社職員は14日、電力が壊滅的な狀態で、復舊には3-4年を要する、と語った。(編集YT)
「人民網日本語版」2011年3月15日