このほど発生した東日本大震災(zāi)による被害がどれくらいのものか、今はまだ統(tǒng)計(jì)を取れる段階ではないが、日本の最大の貿(mào)易相手國である中國にも、地震の影響が及んでいる。日本製粉ミルクの売り切れ現(xiàn)象に、このことが最もよく見て取れる。「國際金融報(bào)」が伝えた。

▽日用品：価格上昇

日本の粉ミルクは中國で人気がある。今回の地震発生後、日本製粉ミルクは価格が三段跳びに跳ね上がっただけでなく、購入制限などの措置が取られるようになり、中國の消費(fèi)者の手に入りにくくなった。

ネット通販大手?淘寶網(wǎng)では、輸入製品の850グラム入り明治「ステップ」が地震前は1缶130元で売られていた。地震が発生すると複數(shù)の業(yè)者が価格を調(diào)整し、わずか一日の間に140元、160元、180元、190元と階段を上がるように価格が上昇した。それでも売り切れが続出したという。

明治などのブランド粉ミルクだけでなく、日本の各種粉ミルクの価格も上昇した。アイクレオや森永などの製品も地震前の価格を大幅に上回るようになった。

日本製オムツの価格も上昇している。淘寶網(wǎng)では花王ブランドの54枚入りオムツ1パックの価格は現(xiàn)在148元に跳ね上がったが、それでも他の業(yè)者に比べればマシな方で、同じ製品を165元で売る業(yè)者もいる。

おおまかな統(tǒng)計(jì)によると、日本から輸入される化粧品などの日用品の価格もそれぞれ上昇している。淘寶網(wǎng)のある業(yè)者によれば、値上がりした価格は今後しばらくの間は元に戻らない見込みだという。